制作年:2017
素材:キャンバスに油彩、オイルバー
サイズ:1167×1167mm
Opening Show「光灯」展出品作品。
鈴木由衣は滋賀県・信楽を拠点にするアーティストです。彼女は制作の過程で文字通り、絵画と陶芸を行き来しながら作品を練り上げていきます。鈴木は「自分の立つ場所の向こう側とこちら側の間にある曖昧な境界を表現したい」と語ります。土を捏ね、焼き、絵付けをする行為と、四角いキャンバスに新たな世界を描き出す行為を繰り返しながらつくられた鈴木の作品は、鑑賞者を正解のない曖昧な世界へと誘います。